AOAC 981.10に準拠した、食肉製品(サラミ、スモークハム、ボイルドビーフソーセージなど)に含まれる窒素とタンパク質を測定するための信頼できる方法を以下にご紹介します[1]。ケルダール分解器K-449を使用してサンプルを分解します。蒸留とホウ酸滴定は、ケルダールオートサンプラーシステムKjelMaster System K-375 / K-376を使用して行います。国際規格[1]に相当するホウ酸滴定の測定方法は比色分析です。そのため、Sher混合指示薬をホウ酸溶液に添加し、自動ケルダール装置KjelMaster K-375には比色センサーが搭載されています。ケルダール分解器、ケルダールオートサンプラーシステム K-375 / K-376(および新機能である「オンライン」滴定モードの組み合わせにより、サンプルスループットが1日あたり最大120サンプル(9時間)に向上します。