スプレードライ(噴霧乾燥)によるフレーバーおよびフレグランスのマイクロカプセル化
最近では、さまざまな有効成分が封じ込められた粉末状のマイクロカプセルの注目が高まっています。このテクノロジーを用いると、製薬やバイオロジー、食品、コスメティクスなど様々な分野で製品の新しい製法が実現する可能性があります。マイクロカプセル化の主な目的は、反応しやすい化合物を「固体マトリックス」と称される母体に封入して、周囲環境によるダメージなどから保護することです。またマイクロカプセル化は、内包成分の持続的な保持のみならず、意図する条件における放出の手段としても使用されます。