比色滴定による水および廃水中の­TKNの測定

比色センサーを用いた、水および廃水中の総ケルダール窒素のISO 5663および40 CFR part 136.3に準拠した比色測定、ならびに検出限界LODと定量下限LOQの決定
比色滴定による水および廃水中のTKNの測定
ISO 5663、DIN EN 25 663、および40 CFR part 136.3に準拠し、比色センサーを用いた、水および廃水中の総ケルダール窒素(TKN)の信頼できる測定法をご紹介します。本研究では、メソッドの感度の指標となる検出限界と定量下限は、水サンプルで決定しました。システムのパフォーマンスをテストするために、異なる濃度の尿素の参照サンプルで窒素の回収率を試験しました。サンプルはKjelDigester K-449を用いて、水銀およびセレンを使用せずに分解しました。蒸留とホウ酸滴定はKjelMaster K-375とKjelSampler K-376を用いて行いました。国際基準に倣い、ホウ酸滴定の終点検出は比色法で行っています。KjelMaster K-375には比色センサーと、撹拌を促進し気泡を抑えるアクセサリーで構成されています。KjelDigester K-449の高速昇温と冷却、KjelMasterシステム K-375 / K-376の同期プロセスステップに、滴定モード「オンライン」の組み合わせで1日あたりのサンプル処理量が向上します。

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